『香る』フィトテラピー

aromatherapy01植物は大地にしっかりと根をはっているのでじっとしていて動けない。動物や人間にひきぬかれ食べられる。そんな植物が人にはもたない不思議な力を持つ。
植物の花や木、実、根、葉にはさまざまな成分が含まれており、いろいろな香りを放ちます。
この香りには、いろいろな働きがあります。

  1. 香りで虫を呼ぶ
    花粉を運んでもらわなければならない花にとって、おいしそうな香りは蜜と花粉をとってもらうために必要なもの。
  2. 香りで虫を遠ざける
    葉を食いちぎられない様に、虫のきらいなテルペンを出し虫をおいはらう。
  3. 香り(芳香物質の薬効)で傷ついた部分を保護する
    香りヒバのように、木部の内側で傷ついた所に樹液を集め、傷がひろがらない様にする。
  4. 植物間でコミュニケーション
    虫を追い払う為に植物から放散された香り物質を別の植物が受容して自らも香り物質を放散する。
  5. 病理効果を持ち、人の健康にひと役かう
    植物からの抽出液あるいはせんじ薬等、人の体へ吸収させることによっていやす。

香りをもつ植物はある意味で人間以上の知性を持つ。さまざまな環境条件の中で外敵と戦いながら生きている。
自ら薬をつくり保護したり、生きる為の知恵をたっぷり持っている。
人間はアロマテラピーと言ってはこの植物の知恵をお借りしているに過ぎない。
そう感じる今日この頃。