『飲む』フィトテラピー

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朝起きると何となくまぶたが腫れていたり、夕方になると足がパンパンで靴がきつくなったり。
「むくみ」に気づいて憂鬱になることはありませんか?
むくみにはいくつかの原因があります。「水滞」によるむくみについて少しご説明します。
「水滞」とは、文字通り体の中の水が滞ってしまうこと。血行やエネルギーのめぐりが悪く、不要な水分が体内にたまってむくんでしまう状態をさします。
特に、冷たいお茶やビールなど水分をとりすぎてしまう夏には、多くの人に見られる症状。 わかりやすいのはまぶたや足ですが、そこがむくんでいる場合は、実は内臓にも水分がたまっていると言われます。 多い人では、体の5%が不要な水分。体重が50kgの人なら2.5kgです。むくみはダイエットの大敵でもあるのです。
水分の代謝は「脾」「肺」「腎」の3つの臓器の作用で行われます。 口から入った水が「脾」の働きによって体に吸収され、「肺」の働きで全身にめぐり、汗や息となって少しずつ排出されていきます。 そして「腎」の働きで膀胱に運ばれ、尿となって体外に排出されるのです。 食後時間がたっても胃がポチャポチャしたり、肌がカサカサなときは、代謝機能が弱くなっている証拠。注意が必要です。

水滞の原因は3つ

水滞はむくみの一因です。さらに「気・血・水」のバランスで診断していく場合、「気虚」による水滞、「気滞」による水滞、 「血」による水滞の、主に3つの原因が上げられます。
「気虚」はエネルギーが足りず、代謝の力が弱くなっている人。
「気滞」はエネルギーのめぐりが悪く、各機能が停滞している人。
「瘀血」は血液の循環が悪く、下半身に血がたまってしまう人。
むくみを自覚しているなら、自分がどのタイプなのか、まずは体質チェックをしてみるとよいでしょう。 また、これにあてはまらないのに、頻繁にむくみが起きるようなら、腎機能の低下などが考えられます。早めに専門家の診断をあおぎましょう。